土蔵保存修理/伝建保存修理完成~左官匠の技/さか井建築設計事務所

H22年度伝建保存事業の完了。最後の土蔵入口の観音開き土戸の修復…

土蔵の建直し・レベル調整・曳き家工事により、建具の建て付け、召し合せ

が全く合わなくなった。扉の厚みも従前の場当たり的修理でゆがんでしまっている。

吊り金物も解体点検、補修後吊り直し、左官塗りの修理・復元… 匠の技!

現代左官工法の中では、実際町場の中で経験者が極めて少ない… 従い修復には

どの位のコスト・時間等かかっていくのか把握し難いのが実情であった。

また、全国各地にそれぞれ地域の特性、個性的な技術が伝承されてきているが

伝建の修復、復元という意味において、この丹波地方に伝承されて来た技法…

それを踏襲することを基本として修理を進めてきた。

荒壁下地の竹も真竹であるが、地方によっては違う工法(竹の種類の違い)もある。

伝建修理、復元工事を通じて、左官の若匠(若い匠)に伝統技術を継承するいい機会

でもあった。 建築業者、設計者にとっても向学心を掻き立てられた現場でもあった。

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扉の竹・木軸等は健全であった、中塗り工程からの修復です。

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中戸の土戸も漆喰仕上げの剥落等の修理、塗替え施工。


篠山 土蔵修復・修理

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