左官職人の匠の技・Ⅱ~土蔵修理・なまこ壁

本年度事業・伝建保存修理工事も後一週間の工期。

手間の掛かる土蔵修理、なまこ壁の工程に入った。途中既存張り付け

平瓦のサイズが違うこともあったり、急遽追加発注!

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土蔵の腰、四方面なまこ壁です。 竹串も数千本必要… 四半模様張り。

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既存の古平瓦は精度も悪く、ゆがみ、捩れている。上手く出面を合わすのも

匠の裏テクニックでしょうか。張り難いのは確か。

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平瓦の薄い色が古瓦・・・ 濃いのが新しい平瓦です。何となく古瓦の色

の方がしっくりして、保存修理に合って居そうにも見える。

土蔵全体を防寒のため、シートで覆っているので全体像の写真が撮れない。

まだ大変な観音開きの土戸が残っている… 別途工事で工期終了後に保存修理。

吊り金物のからの修理、扉を外して柱との取り付きから修理である。

建物全体を曳き家工事で水平に据え直した関係で、扉の召し合せが合わなくなった。

手間隙のかかる左官仕事、匠の技を見せる絶好の現場である。

若匠もしかり、設計者にとっても中々手がける機会のない保存修理現場でした。


土蔵なまこ壁四半模様
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